米とぎ汁の家庭排水の問題が言われて久しいが、最近環境対策として、また一部消費者からの強い要請からスーパー量
販店が無洗米(研いであるお米)の拡販に力を注いでおりますが、研ぎ汁は汚水処理か垂れ流しが現状で、環境負荷の観点から見ると最悪の使われ方をされてきました。
研ぎ汁を研究していく中で研ぎ汁の素晴らしさが改めて認識され是 非とも有効利用をしたいとの強い思いで様々な展開を考えた結果
、大型無洗米処理機から出る胚芽混入液を専用の特殊乾燥機でパウダーにすることに成功致しました。その事により家庭から出る研ぎ汁(米の1−2%の固形分)の家庭汚水の低減と研ぐという仕事からの解放が具体的なメリットとして、また、研ぎ汁そのものの有効利用が可能になりました。
今後、全国の米大手業者の方たちと環境対策の一環としてシステム導入の展開を図り胚芽パウダーの食品再資源化を大々的に展開し、日本中のお米が研ぐ必要の無い環境に優しいお米にすることを日本の文化として誇れる様に変化させることが必要と思います。
胚芽パウダーは玄米の持つ食物繊維を除く全ての必須栄養素が濃縮されており、今話題になっているギャバ(ガンマーアミノ酪酸;血圧を下げる効果
があると言われている;発芽玄米、ギャバロン茶も同様のコンセプト)がその中でも特筆すべき量
を含有していることが判明しました。お米の有効成分の5割以上が研ぎ汁として排出される部分に偏在し、日本で捨てているものを集めると年間約20万tの天然サプリメントが出来る計算になります。
胚芽パウダーの栄養素だけでも十分に自然健康補助食品としての有り余る機能性と、加えてギャバの機能性から是非全ての年代で食することで、玄米同様アメリカが提唱しているホールグレイン(WHOLE GRAIN)の主旨に適った食品になりうる食品再資源化商品として拡販が期待できるものと確信しております。
現在、胚芽パウダーは試験的に1kg2000円(送料別)で取扱いをしております。又商品として錠剤(900錠)を“胚芽健米”として販売(5800円)しております。
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