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八神
「さて、これはなんでしょう?」 |
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男性
「う!これは台所のなまゴミですね?」
女性
「早く処分しないと腐ってヒドイ匂いがしてきちゃう。」 |
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八神
「まあまあ、そんなに慌てないでください。でも、こういう生ゴミが、それぞれの家庭から必ず出るわけですから、なんとかしないと、地球がゴミだらけになっちゃいますよね。そこで御紹介したいのがこちら、生ゴミ処理&乾燥機「エアドライ」なんです。
」
女性
「こんなにコンパクトで見た目もオシャレな物が、生ゴミ処理機なんですか!」
男性
「しかもちょっとまって!「アンド乾燥機」っていいましたよね?これは一体どうゆうものなんですか?」
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八神
「はい、では順番に御説明しましょう。」
「まずはこの生ゴミ処理からです。 生ゴミは、できるだけ細かくして、匂いのモトになるぬ
めりや油分は洗い落としてください。」
「そして、できるだけ水分を切った状態にしておきます。こんな感じですね。これをこの容器に入れます。」
「そしたら、先にこちらの本体の電源を入れます。先に電源を入れれば、ゴミの水分は下に落ちません。これがエアドライの特許なんです。」 |
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女性
「あ、小さな音がしますね?」
八神
「はい、この中に小型で強力なファンが入っているんです。手を当ててみてください。ほら、風がくるでしょ?
」
男性
「あ、ほんとだ。」
八神
「この上に容器を乗せて、ふたをします。これでOK。あとは、1日分の生ゴミなら10時間ほど待てば…」
「こんなふうに乾燥して、これだけになっちゃうんです! 」
男性
「あらあ、ほんとだパリパリのこなごな。」
女性
「匂いもほとんどしませんね。」 |
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八神
「生ゴミが腐ってしまう前に乾燥させてしまうので、腐敗臭はしないんですよ。そして、
じつはこのふたにも秘密があるんですよ。」
「この空気の出入り口のところに、活性炭のフィルターが入っているんです。だから、乾燥中もほとんど匂いが出てこないんですよ。
」
男性
「なるほど、考えてあるねー。でも10時間もファン回りっぱなしじゃあ、電気代がすごいんじゃあないの?
」
八神
「エアドライに使われているファンは、20Wの電球と同じエネルギーで動きますから、乾燥に必要な10時間つけっぱなしにしても、電気代は1日数円程度なんです。」
女性
「あら、そんなもんななんですか。経済的ですね。 そうそう、それと「アンド乾燥機」っていうのは、どういうことなんですか?
」 |
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八神
「はい。このエアドライ名は、容器は二つついてきます。一つを生ゴミ専用にしておいて、もう一つの容器は食品の乾燥用にして、たとえば…
」
「こういうのが作れちゃうんです。これ。なんだと思いますか?」
男性
「うーん、乾燥したダイコンみたいに見えるけどなー。」
八神
「あーっ、惜しい!」
「 これは実は、乾燥したダイコンなんですよ。残念でした…」
男性
「だからそう言ったじゃないの。」
八神
「うーん、ほんとに惜しい。」
男性
「いやだから当っているってば。 |
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八神
「すいません、一発で当って悔しかったもんで。」
「おっしゃる通り、こういった「切り干し大根」が簡単に作れるんですよ。これで大根1本分なんですが、およそ1/4の量
になっちゃうんです。」
「これがまたさっと水にさらして、ドレッシングをかけると、驚く程おいしい
「ヘルシー大根1本サラダ」になっちゃうんですよ。」
男性
「へぇ?…と、」
「ふつうここでそのサラダを試食するんじゃないの? 」
八神
「どうしようかなー。」 |
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女性
「ちょっとちょっと八神さん。いつまで負け惜しみしてるんですか。食べてみたいじゃない。一本サラダ。」
八神
「あはは。失礼しました。はいどうぞ。 」
「このほかにも、お茶を飲んだあとの茶ガラを乾燥させてふりかけにしたり、みかんの皮やよもぎ、ハーブを乾燥させてオリジナルの入浴剤を作ったりすることも出来ちゃうんですねー。」
女性
「野菜を薄切りにして乾燥させれば、野菜チップスになって、子供も喜んで食べるかもね。
」 |
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