現在、建材であるレンガブロックの市場は、焼成レンガと不焼成セメントブロックの2種類に別れています。
特に、近年二酸化炭素の排出量低減や燃料源のコスト高騰の観点から、焼成から無焼成への転換が世界的に検討されています。
日本では、以前よりセメントブロックの製造が行われていますが、セメントは強アルカリ性であり、また極めて強い毒性をもつ六価クロムの含有などさまざまなデメリットを抱えています。
ジオデックスを応用することで、いままでのセメント系不焼成タイプとは全く異なる、世界で始めての無焼成レンガの商品化に成功しました。
世界中で何億トンも排出されている凝集沈殿汚泥をご存知ですか。
これらの汚泥はリサイクルの方法・用途がなく
産業廃棄物として処理されてきました。
リブランはジオデックスのバインダー特性を使用し、
上記のような水分を含む産業廃棄物から水分を蒸発させリサイクル燃料へ生まれ変わらせる技術を開発しました。
未利用資源を再生レベルに資源化することにより、今までのどの技術より
コスト削減が可能となり、廃棄されてきたものの有効活用が可能となりました。